今日、久しぶりに変な夢を見た。
おそらく舞台は深夜の居酒屋。
店内は仕事帰りらしいスーツ姿のサラリーマンで溢れかえっていた。
“おそらく”と言うからには、そこには常とは違う何かが含有される。
問題となる居酒屋にもそれはいくつか存在した。
まず、よく見ると店内の椅子は全て通りに向けて配置されていた。
そしてその店には扉も暖簾も見当たらない。
つまり、全席ストリートビューである。
次に、取り皿が全て空き缶だった。
ビール、コーラ、猫缶、シーチキン、コーン。
種類は多々あれど、それらはまごう事なき空き缶であった。
缶切りによる切り口もそのままの、空き缶であった。
そして何より、客の顔色がおかしい。
彼らの肌は総じて灰色で、目は大きく黒い。
髪の毛のようなものは見当たらなかった。
つまり、典型的な宇宙人である。
私はそんな店内に何故か臆することなく入って行った。
そして唯一空いていたカウンター席に、「すんませーん。隣失礼しまーす」と言って座った。
挙げ句の果てに「途中参加になっちゃってすみませんね〜」などと隣の宇宙人に話し始めた。
驚くことに、どうやら私はお呼ばれされていたらしい。
「○☆★▽」
「へー、そうなんですか」
「◎◆※☆▲!」
「最近の高校生はね〜」
夢の中の私には彼らの言葉がわかるらしい。
しばし意味不明の会話が続く。
いつの間にか店内は私一人になっていた。
夢の中の私は別段気にした風もなく、ビールの空き缶に野菜スティックのごとく詰め込まれた“缶ポテ・L”とやらを貪り食っている。
そこへ缶詰め型のリュックを背負った男性がやって来た。
「今日は活きの良いのが入ったよ」
彼はそう言って背負ったまま器用にリュックを開けた。
すると中から(推定)サンマが数匹躍り出て、カウンターの上で元気に跳ね回った。
相変わらず私の夢は意味が分からない。
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